アドボカシー講演会 報告

 4月11日(土)大分県身体障害者福祉センター2階にて、「アドボカシーセミナー」を開催致しました。

 2014年に障害者権利条約に日本が批准してから、福祉の世界では「本人の意思決定支援」が重要視されることになりました。しかしながら、まだまだ実態が追い付いていないのが現実で、障害者の「本人の意思」があまり考慮されることなく、周りがよかれと思って支援を行なっていることが多いように思えます。そのことで、支援者と当事者の間で支援のミスマッチが起こってくることも多々あります。そのことを解消するために、まずは身近な支援者である「家族」が「アドボカシー」を学ぶことの必要性を感じ、今回のセミナーを企画しました。
 今回、大分でアドボカシーの第一人者である合同会社KEYZ代表一宮 宜枝先生をお招きして「アドボカシー」について基礎から学びました。「アドボカシー」とは権利を侵害されている当事者のために第3者が声を上げること、「アドボカシー」とはすべての人に必要であるということでした。セミナーでは「日本の常識」と「世界の常識」の比較から、今の子どもたちに不足している「自己主張力」「自己肯定感」「交渉力」「自由さ」を育てることの大切さが「自分の権利」「他者の権利」を守る「アドボカシー」につながるということを実践を通して学びました。参加した会員からは「今まで子どもに対して指示と命令の声掛けが多かった。子どもの気持ちに寄り添うというより自分の都合を優先していた。これでは子どもが意思表示しようがないと思って反省した」「親の声かけ次第でこんなにも子どもの状態が変わるのかと・・・今までの自分の声かけの悪さに反省でした」「子どもの意思を引き出すための対応を学び、大変勉強になりました。また継続してお聞きしたいです」という嬉しい感想がたくさんありました。
一宮先生、ありがとうございました。

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