平成24年8月18日(土)~19日(日)
久住のパルクラブにて、毎年恒例のサマーキャンプを行いました
参加者数は、40名
保護者10名、対象児7名、きょうだい児5名
指導者5名、発達障がい者支援者研修上級コース受講者1名
社会人・学生ボランティア7名のみなさんです
ボランティアのみなさんがいち早く到着
みんなでようよう作りを頑張っています
なかなか水を入れるのが難しいようです
空は青空
みんなわくわくしています
太陽が元気だな~
まずは、おいしいお弁当で腹ごしらえ
初めて会うボランティアさんとも緊張しつつも、笑い声があふれるはじまりの会のスタートです
ボランティアさんには、事前に担当する子どものサポートペーパーをお渡しし、読んでいただきました
さあ、今年は子どもたちが楽しみにしていたプールも満喫できそうです
毎年、久住小学校のプールを使用させてもらっています
青い空眩しい太陽プールいっぱいに広がる
子どもたちの笑い声と、水しぶき
プールより帰ってくる子どもたちを待って
参加者全員でかき氷を食べ
ご参加くださった県職人の方々にも身近に子どもたちに関わって頂きました。
食べ終わると子どもたちは、絵手紙に挑戦!!
保護者は、懇談会時間です
県職員との意見交換会では、実際の暮らしの中での困り、福祉行政への素朴な疑問などについて、県の方々が話し易い雰囲気を作ってくださったおかげで、多くの質問をする事ができました。
一つ一つの質問にわかり易く返答くださり、有意義な会となりました。
その頃、子どもたちは4人の絵手紙の先生から絵心を学んでいました
みんな上手でしょう
作品に大満足な子どもたちです
いよいよ夕飯はお待ちかねの焼き肉
全員でいただきます
お腹がふくれた頃
スイカ割りや、もぎたてきゅうりの早食い大会をしました
食事のあとは入浴です
パルクラブの家族湯を貸し切りにしてもらい温泉を堪能できました
ボランティアさんやが一緒に入ってくれました
笑い声やお湯の掛け合いなど久住の山々に弾む声が響きました
みんな綺麗になったかな
お風呂のあとは花火大会です
煙で前が見えません
でも、煙の向こうはみんな笑顔でいっぱいです
そろそろ就寝の時間が近ついてきました…
昼間、たっぷり体を動かしたおかげですぐに眠る子もいれば、いつもと違う環境に興奮してなかなか眠れない子も…
自分の子どもが眠った順に、保護者も反省会に参加しました。
保護者と離れている間の子どもの様子や、楽しかったエピソードなどをお聞きすることができ、限られた時間ではありましたがとても楽しい会になりました
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2日目の朝はバイキング形式です。
ぱんころりんさんのおいしいパンを中心に、朝からたくさん食べました
コロニーでとれたサラダやなすの塩揉み、おいしかったです
朝ご飯の後は ボランティアの先生方の御協力でスライム作りをしました
なんとも言えない心地よい手触り。
大人も子どもも一生懸命です‥
素敵な作品が出来上がりましたよ
畑ではなすとキュウリの収穫体験を楽しみました
大きなキュウリ大きななす… そして、今年はピーマンが大豊作です
みんなハサミで上手に収穫でき、とても貴重な体験ができました
1泊2日と短い期間ではありましたが
環境の変化が苦手な自閉症児が、それぞれ楽しんで参加できました。
大きなトラブルや、パニックを起こす子どももなく、普段は苦手な活動にも、指導者・ボランティアの適切な支援で、興味を持って参加する姿が見られました。
ボランティアに参加した方から、
「子どもとの関わりの中から判るように説明すること、出来るようにそっと手伝うこと、気持ちに寄り添うことの大切さを学んだ」
という感想がありました。
近年は、発達障害支援者研修上級の支援者の研修の場にもなっており、専門的な知識・経験を持つ指導者が具体的なアドバイスを行い、学生・社会人ボランティアが直接支援に当たるという理想的な形をとることができました。
指導者・ボランティアともに、自閉症児・者へのかかわり方を学ぶ良い機会になったと思います。
保護者は、各活動の準備や片付けなど、全員で運営に携わっていたため、子どもの支援はほとんど指導者・ボランティアにお願いする形になりましたが、子どもたちはのびのびと活動する事ができました。
県職員との懇談会では 保護者から、
「県の方々が身近に感じた もっと話したいと思った 真剣に考えてくださり 本当にうれしかった」
という感想が多くありました
来年度も、楽しい! そして、貴重なキャンプが開催できますように…
関わってくださったすべての皆様に心から感謝致しております、ありがとうございました。